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5、6月に借りて読んだ本

『写楽 閉じた国の幻』 島田荘司著 新潮社

読み終えました。続きがありそうに終わっていますが、現代編はちょっとくどすぎたところも…。別に美人な大学教授の話はどうでもよい。「週刊新潮」の読者向けのサービスなのだろうか? おじさん向けすぎる。個人的には、最初のほうに「奥さんのヒステリーがすごくて日本の女性はどうも…」という主人公の思いがあるのに、少し後で「家で奥さんがお酌をしてくれない…」という不満もあって。男女区別なくお互いを尊重しましょう、という趣旨なら、お酌はさせちゃいかんだろ。不満たらたらの現代編ですが、江戸編はさすがです。あの話口調、ユーモアあふれる会話、蔦屋重三郎の心意気。よく出来た時代劇ドラマを見ているようなそんな感じにさせられます。もちろん、写楽の謎解きも!

『伊藤孝男の百人一首・競技かるた-速く・強く・そして美しく』 伊藤孝男著 思文閣出版

図書館で見つけて思わず借りてしまいました。友人に貸出中で手許に『ちはやふる』がないので確認できないのですが、漫画の中にも出てくるよね。
初心者へのアドバイス、札の配置のアドバイス、著者が出会った”かるた人”の紹介、西郷名人等インタビュー、競技かるたの歴史、等々、読みごたえ抜群です。西郷名人が国民文化祭に出るにもどこから出るか困る、ということも書いてあって、が解けました。この方、福井出身の方だそうで。福井抜きにかるたは語れないのかしら…。

『惚れたが悪いか』 島村洋子著 小学館

江戸から昭和にかけての日本の毒婦、妖婦といわれた女性たちの語りなおし。『写楽・・』と一緒に借りたからか、昔言葉が頭の中をぐるんぐるん。「四谷怪談」の人間関係が初めて理解できました。

『メロメロ』 島村洋子著 双葉社

島村洋子さんのエッセイを借りてきました。1つが3ページで、読みやすく、あっという間に読み終えてしまいました。うーん、感想は微妙。私は一生お友達にはなれないタイプです。別に知らずにいてもよかったことも知ってしまったし…。島村さんの文章はとても読みやすいのですが、小さいころから作文上手だったそうで、納得。

『トルストイ 心の旅路』 佐藤清郎著 春秋社

トルストイの生涯・人生論について、著作を交えながら辿る本。昨年のトルストイの映画(見てないのだが)の紹介で、「トルストイはその時代熱狂的な信奉者(トルストイヤン)がいて、マスコミも自宅周囲にたくさん」というのを読み、トルストイが気になって借りてきました。薄くて文章も読みやすかった。日記や著作や行動からトルストイの理念の変遷をたどっていきます。哲学書をたくさん読んでいて影響を受けたことが書いてあって、「やっぱり哲学書は読まないといけないのだろうか」と思ってしまいました。この本、長兄→次兄、三女→次女という誤植が結構あって、前に読んだ人が鉛筆で校正入れているんだけど、文章の意味が通じる「てにをは」にチェックが入っている箇所があって、そこは消しゴムで消してみたり(夫にも確認してもらった)。私も個人名が間違っているところ、校正入れてみました。いくらなんでも妹と結婚しちゃいかんだろう、お兄ちゃん。トルストイは『アンナ・カレーニナ』を読もうと思って挫折したので、またトライしてみようか。

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