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6月に借りて読んだ本

昨日の帰宅時図書館で借りた本(小説)2冊、今日の午後に読み終えてしまいました…。貸出期間2週間は持つと思ったのに。また借りてこないと。

『「愛されなさい」』 島村洋子著 講談社

作者の島村洋子さんは、私が雑誌『cobalt』を購読していた中学生時代にコバルト大賞を受賞してデビューされた方です。受賞作も、その後雑誌に連載された作品もよくて、上手い作家さんだなーと思っていたのですが、あまり長編を読んだことはなくて。25年越しの初長編読書でした。

舞台は銀座の高級クラブ。32歳独身で地味な信用金庫勤めの愛花は、支店長から退社をほのめかされた日、お客様である高級クラブの女性オーナーからホステスに誘われる。ホステスとなった愛花だが、向いてないのでは、と辞める気でいたところ、ある美しい女性からアドバイスを受け、変わっていくのだが…。

銀座のホステスとして生きていく女性たちを、時代を跳躍して、いろんな視点から書かれていて、ちょっとミステリィタッチで、また愛花の成長ストーリーとして読むことができます。銀座のクラブなんて行ったことがない(恐らく今後の人生行くこともない)けど、いろんな歴史やドラマがあるのだなー、と感じました。

『工学部・水柿助教授の解脱』 森博嗣著 幻冬舎

以前読んだ『水柿シリーズ』の第3作にして完結編です。ブログには書いていませんが、第1作を読んだ後すぐ第2作の『~の逡巡』も読了。この2作目を読んだときは、本が売れて印税がたくさん入ってきて、とても広大な土地を買っただの、という話が書かれていて「けっ(貧乏人のひがみ)」という感じ。というか、多分私はそんなことに不快感を感じていたわけではなくて、本を読まない水柿教授は分かるけど、本好きな奥さんがK談社を知らないというのは無理がありすぎないか? 世の中には作家さんや作家志望の人がたくさんいるのに、そんな人たちを敵に回すような自分の考えをあからさまに書いてもよいのか? と思ったわけです。生理的に受け付けんかも、と森氏の小説を読むのはやめにしました。

しかしまあ、なんかそのほとぼりもさめて(小説はやはり読む気になれんけど)、ちょうど棚にあったこともあり、借りてきました。まあ、今回もお金がたくさんあって使い切れないという話がほとんどだったのですが、「使い切れないのなら無理に使わなくてもいいのに…」とあまりの話のばかばかしさにひがむこともなく、すーっと読めました。まあ、世の中お金持ちがお金を遣ってくれるから、経済が成り立っているんだけど。

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