« カフェインの結晶 | トップページ | 10月に借りて読んだ本 その2 『おまかせハウスの人々』 »

10月に借りて読んだ本 その1 『工学部・水柿助教授の日常』

図書館で借りた本。

『工学部・水柿助教授の日常』 森 博嗣 幻冬舎

昔から気になっていた森先生の本、初めて読みました。森先生が国立N大学の助教授である(今は辞めたよう)ということは知っていたのですが、これまで読まずじまい。読みたかった『すべてがFになる』がなかったので、水柿助教授1作目のこれを借りてきました。私が借りたのはノベルズ。山下和美先生のイラストがとってもかわゆらしいです。

さて、本はというと、視点や文体がなんとも個性的で面白い。作者が意図して専門的な小難しいことを書いているところは理解できないがゆえに読みづらいのですが、それはほんのちょっと。残りの大部分はダジャレやらなんやらで、ときどき爆笑して、隣で寝ている夫に顰蹙を買ったほど。水柿君と須摩子さんの会話も面白く、同じような環境の身近な2人を思い浮かべたりもして…。

読んでいて気になったのは、「これはミステリィ小説か?」ということ。エッセイでいいような感じだけど、作者が本文のなかで「これは小説だ」と幾度となく繰り返しているので、小説ということにしておきましょう。

「文体が哲学者の土屋先生に似ているなー」と読んでいたらば、2巻目に当たる『~の逡巡』にそのことが書かれてました。フフフ…。作者が気にしていたのか誰かに指摘されたのか不明だけど。

しかし、この本もまた煙草の匂いが染み付いていて(涙)、続きを読むのにページをめくりたいのだが、めくると煙草臭を吸い込んで体がしびれてくるという、つらい読書となったのでした…。

« カフェインの結晶 | トップページ | 10月に借りて読んだ本 その2 『おまかせハウスの人々』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/201211/49809026

この記事へのトラックバック一覧です: 10月に借りて読んだ本 その1 『工学部・水柿助教授の日常』:

« カフェインの結晶 | トップページ | 10月に借りて読んだ本 その2 『おまかせハウスの人々』 »

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

ウェブページ

無料ブログはココログ

最近のトラックバック