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ファンタジーについての講演会

今日は図書館であった「近代ファンタジーの歴史 『不思議の国のアリス』が生まれるまで」という講座を聴きに行きました。講師は翻訳家であり、岡山の女子大の教授である(初めて知った)脇明子先生。去年の8月に読み終えたマキリップの『イルスの竪琴』の訳者として知っていたので、楽しみに出かけました。

余談ですが、11/14の週刊ブックレビューで、声優の池澤春菜さん(マリ見ての由乃ちゃん)が、マキリップの『茨文字の魔法』をおすすめの一冊にあげ、書評してました。「出だしがとっつきにくい」と話されてましたが、私の中ではマキリップで一番分かりやすい話でした。という印象だったのですが、読了後のブログを見ると、初めは全然物語に入り込めなかったと書いてあるね…。人の記憶はなんて当てにならないでしょう。

さて、講演会。ルイス・キャロルが『不思議の国のアリス』を書くまでに、ファンタジーというか児童文学がどのように作られていったか、というお話でした。ドイツロマン派から、アンデルセンに至り、その2つに影響を受けたイギリスの作家の手による妖精話に発展。この時系列に沿った文学界の流れにいた作家マクドナルドが、親交の深かったキャロルに影響を及ぼしたという話。

単に物語を楽しんでいただけで、系統立てて考えたこともなく、当時の政治背景などもまったく知らないので、とても有意義な話が聴けて大満足でした。また、夏に読んだメンデルスゾーンの伝記とドイツロマン派の文学の時代が合致していて、2つが頭の中で結びついて補完しあった感じ。今日挙げてくださったお話も読んだことがないものが多かったので、一度読んでみよう。

個人的には、数日前夫と「眠りの森の美女」や「民話に多いモチーフとして、3人兄弟姉妹がいたら、末っ子が成功する」ということを話していて、それが講演会の中に少し話として出て面白かった。読みたいなーと思っていた創元推理が出している『アンドルー・ラング世界童話集』のラングの名前も挙がって、やっぱり読まなきゃと思いを新たにしました。

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