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ピアノのために読書 その2

今レッスン中のドビュッシー「ゴリウォーグのケークウォーク」のために、図書館で借りてきて読みました。

2009年4月出版です。10/16(金)の日経新聞『文化往来』欄にもありましたが、著者のピアニスト青柳いづみこさんは、ドビュッシーの研究と演奏をライフワークにしておられます。

この本の構成は、まずドビュッシーの人となりを写真を多用して紹介。住んでいた場所や好きだった絵、恋愛遍歴、友人関係、時代背景等から、「印象派の一言で片付けられがちな」作家像の修正を図っています。そして、本のほとんどを占める部分が、いくつもの曲の演奏法。この中に「ゴリウォーグのケークウォーク」もあります。

この曲は、43歳で生まれた愛娘シュウシュウ(愛称。キャベツちゃんキャベツちゃんという意味らしい)のために書かれた曲集「こどもの領分」の最終曲第6曲。「ゴリウォーグ」とはシュウシュウが持っていた黒人のお人形(抱っこちゃん人形を思い浮かべていた私。あやつり人形らしいです)。「ケークウォーク」とはアフリカ系アメリカ人の2拍子の踊りで、シンコペーションリズムが特徴です。途中でゆっくりになるところがあるのですが、これはワーグナーのパロディー。そのゆっくりは大げさに弾いて、その後はからかうような笑い声で。

本の最後には、こういう音を出したいときはこういうタッチで、というところがあり、大変勉強になったのでメモしました。例えば、音をべっとり練りたい時や星のようにきらきら光る音を出したい時など。なかなか言葉で言い表せない音色のための、さらに言葉では表しづらいタッチや力加減の方法が、分かりやすく書かれています。そういえば、最初のほうにはピアノの変遷に合わせてのピアノの弾き方の違いも書かれていた気がします。

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