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『カオスの商人』

寝る間も惜しんで、読了。

専業主婦探偵ジェーンシリーズ、10作目です。

今回はクリスマスのお話。現実の世界は緑があふれ、衣替えも控え、暑く、お日様がまぶしい季節。しかし、小説の舞台はシカゴ近郊。夕方には暗くなり、雪が舞い降り、コートなしでは外に出られない季節。そこんとこ覚えてて読み進めていかないと、なんだかちぐはぐします。

クリスマスも間近。聖歌隊の食事会、クッキー交換会、新しく越してきた風変わりな隣人とのお付き合い、息子マイクの帰宅とてんやわんやのジェーン。しかも今年は恋人メルの”できる”母親がやってきて顔合わせも。隣人の親友シェリィに助けられながら、なんとか準備が整い、聖歌隊を迎えたところ、嫌われ者のニュースキャスターが家にやってくる。毒をまきちらして一度は家から出て行ったそのニュースキャスターが、なんと隣の家の屋根から落ちて亡くなってしまった。容疑者は街の人間? ジェーンとシェリィは探り始めるが・・・。

今回はほとんど家にいるので、お初の隣人がたくさん出てきます。もちろん、メルもたくさん(あまり素敵ではないですが。最後以外)heart04 子どもたちもみんな成長してて、ついほろり、と涙が出そうなときも。シェリィとのやりとりも相変わらずで、ほんとこんな親友が欲しい! シェリィの掃除技術も教えてもらいたい! ジェーンのホステスぶりにも注目です。義母セルマとの対決、2人目の義母(!)になるかもしれないメルの母、アディとの対面にも注目。さらに今回ジェーンのお父様もちらっと出てきます。意外にも娘思いの父親でびっくりしました。

恥を告白すると、辞書を引いてしまいました。「ぞっとしない」=感心しない。

以下、ネタバレありの感想。

「卵のパック」とジェーンがつぶやいたところで、ヒントは終了と犯人を考え始めました。最初はジュリーとばかり(特別後ろ暗い過去でもないのかなあ・・・。直接問い質すシェリィが怖い)思っていたんだけど、卵のパックじゃ違うよなあ、と。犯人はやっぱりあの人か。話の中であまり疑いが持たれてない人が犯人。ダイヤ柄=卵のパックは、主婦ならではの発想。私も気づきましたが、動機がさっぱり。ミルクのパックも、日本ではそういうものがないので、あとで説明されてもなんのことやら。翻訳ものだから仕方がないのかもしれません。

救いはペットが写真でしか知らない母をとても慕っていたこと。ペットのお行儀のよさに惹かれていたので、最後はハッピーエンドでよかった。

しかし、メルのお母さんも曲者ですね。セルマも手ごわいけど。メルは今回ジェーンの大きな息子といった態で頼りなかった。もっと素敵なメルでいてほしい、というのは私のわがまま?

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